三和電子さんが販売しているアケコン用の静音ボタン『エラストマー静音ボタン』はボタンのキャップ部分をエラストマー素材にすることで打鍵音を軽減している静音ボタンです
エラストマー素材のおかげでボタンをどのように押したり弾いたりしてもある程度の静音性を発揮します
またボタンを押した感触も普通のボタンとほぼ同じでとても押しやすく、バランスの良い静音ボタンに仕上がってます
ただし、単純に打鍵音だけでいうなら従来の緩衝材を入れたタイプの静音ボタンより音は大きいです。それでも普通のボタンと比べたらかなり静かですけどね
エラストマー素材のボタンキャップ部分は素晴らしい出来だから、これを使ってさらに静音性を従来の静音ボタンより高く出来たら最高だよね
そして、あっさり完成しました笑
求めていたのはこれだぜ!
『ダブル静音ボタン!』
新旧二種類の静音ボタンを合体してみたら最高だった件
ダブル静音ボタンと大袈裟なことを言いましたが、単純にエラストマー静音ボタンの中に旧型の静音ボタンに使われている緩衝材を入れただけです
エラストマー静音ボタンは緩衝材を無くすことでボタンを押した感触を旧型より大幅に改善しているのですが、そんなことより静音性の方に全振りします
求めているのはさらなる静音!
操作性はプレイにあまり大きな支障がないならそれでいいの!
上の画像は旧型の緩衝材入り静音ボタンで、リング状の物が緩衝材です
緩衝材入りの静音ボタンは沢山持ってるので、とりあえず消耗の少ない緩衝材を選んで必要な数だけ集めました
上の画像はエラストマー静音ボタンです。左は通常のもので、右は緩衝材を入れた状態
こんな感じで緩衝材は問題無く入ります
緩衝材は代わりになるものを自作して入れてもいいのですが、やっぱりベストは旧型静音ボタンに入ってる緩衝材ですね
エラストマーダブル静音ボタンの実力を試す!
さあ、一番に気になるのは静音性だよね。次に操作性も気になるところ
エラストマー素材&緩衝材なんだから、理論上はこのボタンが今ある静音ボタンの中で一番静音性は高くなるはず
静音性能を試す
ボタンの音は2種類あって、普通に押した場合の打鍵音と、ボタンのキャップ部分が枠にあたって鳴るガチャガチャ音
まず打鍵音だけど、旧型の静音ボタンより気持ち静かになったくらい
理論上打鍵音はエラストマー&緩衝材でもの凄く静かになるかと思っていたけど、緩衝材だけでも結構静かになってるからなのか旧型静音ボタンとそこまで大きな差はでなかった
それでも打鍵音は緩衝材無しの通常のエラストマー静音ボタンよりあきらかに静かになってるよ
次にボタンのキャップ部分が枠に当たって鳴るガチャガチャ音
これは当然エラストマー素材だから緩衝材は関係無くガチャガチャ音だけならそれだけで軽減されてる
でもピアノ押しだったりボタンを弾くように押した場合、ボタンが枠にあたるガチャガチャ音とボタンが底に当たる打鍵音の両方の音が鳴る
旧型静音ボタンやGamerFingerは緩衝材で打鍵音は静かになってるけど、ボタンを弾くように押すと枠にも当たってガチャガチャ音はうるさかった
だけどこれはダブル静音ボタンの本領発揮という感じで、打鍵音は緩衝材でさらに軽減して枠にあたるガチャガチャ音はエラストマーで軽減してる
だからこれに関してはかなり改善されたよ!
アケコンで一番うるさいのはピアノ押しの音だったから、一番気になってたところを改善出来て大満足!
あくまで軽減だからガチャガチャがカタカタになったくらいだけど、それでも結構音が響かなくなってるんだよ
ボタンの感触や操作性を試す
これは想像通りの結果になった
せっかくエラストマー素材に変更して緩衝材を無くした新型静音ボタンにまた緩衝材を入れるという愚行を行った結果、ボタンを押した感触は当然旧型静音ボタンとほぼ同じになったよね笑
緩衝材がある分ボタンのストロークが短くなるからそれが一番影響が大きいのかな
あと何故かちょっとだけ旧型静音よりボタンの戻りが強く感じる。だから気持ち旧型より押しやすいけどこれは旧型静音ボタンがヘタってるだけかもしれないから何とも言えない
まあでも操作に問題が起きるほど悪いわけじゃないし、そもそも旧型静音ボタンを長年使ってたのもあって特に操作性にはあまり不満はないかな
もちろん緩衝材無しの通常のエラストマー静音ボタンの感触の方が最高に良いよ
エラストマー静音ボタンをさらに静音化のまとめ
今まで旧型の三和静音ボタンとGamerFingerを使っていて、今回エラストマー静音ボタンを新たに買った一番の理由は、ピアノ押しするとたとえ緩衝材が入っていてもガチャガチャうるさいのを解決したかったからなんだよね
(GamerFingerも緩衝材で静音化してあるボタンです)
だからエラストマーに期待して買ったのだけど、こっちは底にあたる打鍵音が少し大きかった
それでエラストマーに緩衝材を入れてみたら丸っと解決したという話
実はこれ、エラストマー静音ボタンが届いたその日に全部やったことで、緩衝材を入れたエラストマー静音ボタンがあまりにも気に入って届いたその日に三和電子に問い合わせの電話までしてしまったんだよね笑
電話の内容はうろ覚えですが大体こんな感じだったと思います
ホシゲ「旧型静音ボタンに入っている緩衝材だけの販売をして頂けないでしょうか?」
三和電子「申し訳ございません。緩衝材のみの販売は行っていません」
ホシゲ「実はエラストマー静音ボタンを買ったのですが、これに旧型静音ボタンの緩衝材を入れると凄く良い感じなんです」
三和電子「ダブル静音ですか。実はエラストマー静音ボタンを販売する時に緩衝材入りの方も検討したことはありました」
ホシゲ「緩衝材入れるとボタンの感触が悪くなりますものね・・・」
三和電子「そうなんですよ・・・」
ホシゲ「でもエラストマー素材のおかげでピアノ押ししてもあまりうるさくないし、緩衝材を入れることでさらに静音化出来てこれは絶対良いと思いますよ。緩衝材入りのエラストマー静音ボタンを是非とも販売して下さい」
三和電子「昨今の生活環境の変化もありますし、弊社としてもこれは検討してみますね」
ということで三和電子さんが緩衝材入りのエラストマー静音ボタンの販売を検討してくれるそうです
検討の結果販売されるのか、何か違う形の製品になるのか、結局何も販売されないのかどうかわからないけど
緩衝材入りのエラストマー静音ボタンの販売の可能性は今のところゼロでは無い!
緩衝材を自作してもいいけどやっぱり販売されるのを期待してしまうね
それでは最後に
今回の記事はあくまで静音性をさらに重視したい人に向けた記事です
従来の静音ボタンの感触や操作性に特に不満を持っていた人にとっては、緩衝材なんて入れずに通常のエラストマー静音ボタンをそのまま使う方が満足出来ると思います
エラストマー静音ボタンはボタンを押した感触も普通のボタンと遜色ない、さらにお値段もお安いという三和電子さんが開発した素晴らしいボタンなので、これは本当におススメ出来る良いボタンですよ!
アケコンについてのお役立ち記事は他にも書いてますので、もしよろしければ読んでみて下さいね!
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